◎2019年4月4日 京都・平安神宮紅しだれコンサート・レポート

2019年4月4日開催の、宗次郎さんの野外ライブ、京都・平安神宮紅しだれコンサートに行きました。

このコンサートは、平安神宮の庭園で、桜を愛でながら野外ライブを聴くという、とても風流なイベントです。

 

宗次郎さんの出演は、2015年以来4年ぶり。

僕自身もその時以来の、4年ぶりの、紅しだれコンサート鑑賞となりました。

宗次郎さんのコンサート鑑賞自体は、通算13回目です。

(ちなみに紅しだれコンサートは、今回が第31回とのことで、平成時代とともに歩んできたイベントですね)

 

客席はありませんが、庭園を周遊しながら聴くスタイルのコンサートです。

 

会場は午後6時15分。

 

僕は5時45分ごろに到着しましたが、すでに開場待ちの行列ができていました。

 

 

本日の宗次郎さんのほか、4/5はチェリストの溝口肇さん。4/6は雅楽師の東儀秀樹さんと、そうそうたる顔ぶれのイベントですね。

僕も将来、出演できたらいいなあと、夢見ています。(もっともっと頑張らねば!)

 

開場後、演奏は6時40分に開演ですが、それまでの間、ゆっくりと庭園の枝垂れ桜を見物しました。

 

 

今年は、寒さがずっと続いていたせいか、桜の開花は遅め…。

枝垂れ桜も、まだ満開ではありませんでしたが、ライトアップされていて、とても風情がありました。

 

開演の6時40分になり、宗次郎さんがステージに登場。

演奏が始まりました。

 

今回は、バックに伴奏音源(伴奏CD)を流しながら、それに合わせての演奏で、出演は宗次郎さんお一人だけのスタイルです。

(ちなみに4年前も同じように、伴奏音源に合わせるスタイルでしたが、前回はヴァイオリンの今井博子さんも出演されていました)

 

まず1曲目は、アルバム『古~いにしえみち~道』から「いにしえ~万葉のこころ~」。

4年前の紅しだれコンサートでも披露された曲で、平安神宮の雰囲気にぴったりな和風曲。

 

宗次郎さんのオカリナサウンドに、会場の皆が耳を傾けます。

 

1曲目が終わり、宗次郎さんがあいさつされました。

 

続いて、4/2に発売されたばかりのニュー・アルバム『昔むかしの物語を聴かせてよ』から2曲続けて演奏されました。

 

プログラム2曲目が「昔むかしの物語を聴かせてよ」。そして3曲目が「美しき森に棲むものたち」です。

この2曲を聴くのは、実はこの日が2回目でした。

 

2018年8月に行った、岐阜県根尾の淡墨桜コンサートで聴いて以来。

新作は、本当に素晴らしいクオリティの曲で、去年に岐阜で聴いてすごく感動しました。

 

“和”の美しさを感じさせるメロディーラインが、素晴らしい新曲。

桜の花を見ながら聴くこれらの新曲は、また格別でした。

 

4曲目と5曲目は、再び、アルバム『古~いにしえみち~道』から2曲。

「さくらさくら」と「炎~求道~」が披露されました。

 

この2曲も、4年前にも演奏された曲。

アルバム『古~いにしえみち~道』はとても大好きなアルバムなので、京都・平安神宮という、曲の雰囲気にぴったりな環境で聴けて、本当に最高でした。

 

もしかしたら、宗次郎さんご自身も、紅しだれコンサートとアルバム『古~いにしえみち~道』の曲は、相性がとてもいいとお考えなのかもしれませんね。

 

そして、再びニュー・アルバム『昔むかしの物語を聴かせてよ』から。

 

6曲目「ゆっくりやさしく」。

宗次郎さんの曲紹介によりますと、ちょうど今の時期のような、春がゆったりと過ぎて行くようなイメージの曲とのこと。

この曲は、去年の根尾では披露されていなかったので、この日初めて聴きました。

 

優しい“和”の雰囲気ただよう優美な曲で、桜の横で聴くのにぴったりな曲でした。

 

そして、この日最後の曲、7曲目も『昔むかしの物語を聴かせてよ』からの曲で、「暁のダンス」。

この曲は、根尾でも聴いたので、この日が2回目。とても楽しいダンサブルな曲で、華やかにコンサートが締めくくられました。

 

 

演奏が終わるころには、もうすっかり日も暮れて、ライトアップされた桜が、暗闇に浮かび上がっていました。

そんな幻想的な雰囲気の中で聴く、宗次郎さんの生演奏…。

 

もう、最高でした。

4年前の時は、冷たい雨の中での演奏会になりましたが、この日は天気にも恵まれ、約40分にわたる演奏会を楽しむことができました。

 

今回の演奏会は、ニュー・アルバム『昔むかしの物語を聴かせてよ』と、アルバム『古~いにしえみち~道』の曲を中心としたプログラムでした。

 

この新作『昔むかしの物語を聴かせてよ』。

これは間違いなく、宗次郎さんの最高傑作誕生です!

 

素晴らしい傑作アルバムです。

 

出口で販売していましたが、グッと我慢し、3日後に行く、横浜での新作発売記念コンサートまで購入はお預けにしました。

やはり、宗次郎さんにサインを頂きたいので…。(紅しだれコンサートは、サイン会はありません)

 

3日後の4/7の横浜コンサートで、絶対に、宗次郎さんのサイン入り新作CDをゲットしようと心に誓って、会場を後にしました。

(会場から出て歩いていると、二人連れのご婦人が、今日はサイン会がないから、やっぱりサインもらえる時に買いたいね~みたいなことを話されていて、「あ、同じこと考えてる…」と苦笑してしまいました。)

 

京都・平安神宮紅しだれコンサート、また宗次郎さんが出演される際には、聴きに行きたいと思います。

 

 

 

<この日のプログラム>

①いにしえ~万葉のこころ~

②昔むかしの物語を聴かせてよ

③美しき森に棲むものたち

④さくらさくら

⑤炎~求道~

⑥ゆっくりやさしく

⑦暁のダンス

 

以上の7曲でした。

ちなみに、このコンサート、入場料は前売りだと1700円(当日は2000円)という、大変リーズナブルなお値段です。

 

このお値段で、生演奏と桜がセット…。安くてお得!

立見ではありますが、素晴らしいイベントだと思いますので、令和時代もずっと続いて行って欲しいと思います。

(いつの日にか、出演者として演奏してみたいですね!夢を実現できるように頑張って行こうと思います!)