<アシタツが選んだ「喜多郎さんのアルバム・ベスト10」>

 

(第1位)???

(第2位)???

(第3位)???

(第4位)???

(第5位)???

(第6位)???

(第7位)サーキュ・インジュヌー

(第8位)空海の旅2

(第9位)ANCIENT

(第10位)空海の旅

 

 

<第7位>『サーキュ・インジュヌー』(1997年)

 

ブロードウェイ演劇とのコラボ、サーカス・ミュージカル・ショー『サーキュ・インジュヌー』のサントラ・アルバム。

 

このサーカス・ショー自体は、アメリカのみでの上演で、日本では未公開なのですが、サントラ音楽のみCD化されて発売されました。

 

“サーカスと喜多郎さんの音楽”という、一見ミス・マッチなように見える取り合わせ。しかも、そのショーのストーリーは、「魔女が支配する世界に迷い込んでしまった、少女サラの冒険物語」という、『不思議の○のア○ス』とか『千と〇尋の神○し』みたいな、異世界ファンタジー…。

 

喜多郎さんがこれまでに手がけた作品としては、異色中の異色作なのですが、その音楽は、とにかくものすごいクオリティで、傑作となっています。

 

ダイナミックな曲もあれば、抒情的な曲もある。スタイリッシュな曲もあれば、緊迫感あふれるスペクタクル・サウンドもある。そして、ラストは感動的で雄大なメロディーで迫ってくる…。

 

とにかく、バラエティに富んだ楽曲群となっています。

 

喜多郎さんの音楽に対して、『シルクロード』とか『古事記』のイメージしか持っていない人は、この作品を聴くとイメージが変わるかもしれません。

 

『サーキュ・インジュヌー』は、もっと評価されるべき、喜多郎さんの隠れた名作です。

 

 

(喜多郎さんのYouTube公式チャンネルより)

『サーキュ・インジュヌー』再生リスト

 

以下の曲が特にお気に入りです。

 

「サラの世界」

 

「仮面を被った軽業師」

 

「陽気なウインター・ワルツ」

 

「空の底」