(第1位)???
(第2位)古事記
(第4位)an ancient journey 永遠の時を(※Disc1)
(第5位)Daylight Moonlight - Live in Yakushiji
(第6位)敦煌
(第7位)サーキュ・インジュヌー
(第8位)空海の旅2
(第9位)ANCIENT
(第10位)空海の旅
喜多郎さんの最高傑作として名高く、ビルボード誌ニューエイジ部門8週連続1位&グラミー・ノミネートという金字塔を打ち立てた傑作アルバム『古事記』。
おそらく、全世界で1番よく売れた喜多郎さんのアルバムかと思われます。
当音楽コラムでの時代区分でいうと、“アメリカ時代Ⅰ:シンフォニック・ロック志向の時代”の作品ですが、この時代の最大の特徴が、映画音楽を思わせるようなドラマチックな表現・楽曲構成でした。
その要素が強く出ていたのが、この『古事記』というアルバム。
日本神話のストーリーを分かりやすく脚色し、喜多郎さんならではの、スケール感のあるサウンドや抒情的なメロディーで描かれた“名作中の名作”です。
1曲目「太始」から7曲目「黎明」までを通して、一気に聴くのがおすすめ。古事記の物語世界を堪能できます。
現在(2019年)では、この作品と宇宙映像をミックスした、『古事記と宇宙』のコンサートも行われています。
(喜多郎さんのYouTube公式チャンネルより)
※1990年には、『古事記』発売に合わせたワールド・ツアーも行われました。その時のコンサートの映像が、喜多郎さんのYouTubeチャンネルにて公開されています。
「太始(Hajimari)」
“天地のはじまり”を描いた曲
「創造(Sozo)」
“国生み・神々の誕生”を描いた曲
「恋慕(Koi)」
“ミコトとクシナダヒメの恋”を描いた曲
「大蛇(Orochi)」
“ミコトとヤマタノオロチの壮絶な戦い”を描いた曲
「嘆(Nageki)」
“有頂天になり粗暴になってしまったミコトを嘆き、アマテラスが岩戸に隠れてしまう”物語を描いた曲
「饗宴(Matsuri)」
“岩戸に隠れてしまったアマテラスを誘い出すべく、まつりをする神々”の物語を描いた曲
「黎明(Reimei)」
“アマテラスが岩戸から出て、天地に光が甦り、新たな夜明けを迎えたヤマトの国”を描いた曲