③初期Ⅲ:親しみやすく明快なメロディーと明朗なサウンドの時代
⑥空海時代Ⅰ:空海の旅シリーズ第Ⅰ期 Vol.1~2 の時代
⑦空海時代Ⅱ:空海の旅シリーズ第Ⅱ期 Vol.3~4 の時代
⑧空海時代Ⅲ:空海の旅シリーズ第Ⅲ期 Vol.5~ 現在の時代
(喜多郎さんYouTube公式チャンネルより)
『シルクロード-絲綢之路』(1980) YouTube再生リスト
『シルクロード-絲綢之路Ⅱ』(1981) YouTube再生リスト
『1000年女王』(1982)
喜多郎さんの代表作にして、出世作となった「シルクロード」のテーマ曲をはじめ、NHK特集『シルクロード』関連の作品が中心の時代。
『天界』『大地』の頃に比べて、シンセサイザーのサウンドがメインとなり、広がりを感じさせる雄大な曲調の作品が増える。
幻想的・瞑想的な曲調が多く、世間一般的には、“喜多郎さんの曲”というと、この頃の作品のイメージを持っている人が多いかもしれない。
喜多郎さんと、その音楽が、広く世に知れ渡った時代。
また、『氣』の「空の雲」や、『1000年女王』の「コズミック・ラブ」はコアなファンも多く、この時代の作品は、現在でも高く評価されている。
<この時代のオススメ曲>
◎『シルクロード-絲綢之路』より「絲綢之路(しちゅうのみち)」
一般的に「シルクロードのテーマ」とされているメロディーがこの曲。喜多郎さんの1番の代表曲。ちなみに、自分自身はあまり“お笑い”には詳しくないのだが、笑い飯という漫才コンビが、この曲をネタにしていたらしい。
◎『敦煌』より「風神」「巡礼の旅」
アルバム『敦煌』は、初期の時代の最高傑作と位置付けている名作だが、中でもこの2曲がおすすめ。この透明感あふれる美しいシンセサイザー・サウンドは、喜多郎さんならではの音世界。
◎『天竺』より「朝もや」
美しい旋律と、曲の後半のダイナミックなサウンドが素晴らしい。もっと評価されるべき、隠れた名曲。