③初期Ⅲ:親しみやすく明快なメロディーと明朗なサウンドの時代
⑥空海時代Ⅰ:空海の旅シリーズ第Ⅰ期 Vol.1~2 の時代
⑦空海時代Ⅱ:空海の旅シリーズ第Ⅱ期 Vol.3~4 の時代
⑧空海時代Ⅲ:空海の旅シリーズ第Ⅲ期 Vol.5~ 現在の時代
年代で言うと、1970年代の終わり頃。
喜多郎さんが、かけ出しの頃の時代。
作品では、ソロデビュー作『天界』(1978)、『大地』(1979)、『オアシス』(1979)がある。
喜多郎さんが、25~26歳の若い頃に生み出され、NHK特集『シルクロード』 の音楽を担当する以前の時代である。
アナログ・シンセサイザーの音に、アコースティック楽器・民族楽器のサウンドをミックスしたスタイルで、シンプルで素朴な感じのアレンジとなっている。
喜多郎さんの原点と言える時期であり、温かみのあるサウンドが特色となっている。
メロディーラインよりは、全体的にサウンド重視な曲調が多め。(特に『天界』と『大地』)
『オアシス』になると、よりスケール感が増し、のちの『シルクロード』につながるようなサウンドや旋律となっている。
<この時代のオススメ曲>
◎『天界』より「回想」
ハモンドオルガンの音色が印象的な、郷愁あふれる曲。
◎『大地』より「オーロラ」
のちの喜多郎メロディーにつながるような、“和”のメロディーラインが美しい曲。
◎『オアシス』より「朝の祈り」