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健康上の事由の為、笛奏者としてのコンサート・ライブ活動を無期限休止いたします

(2024年12月2日記載)

現在、病気療養のため入院しております。(※12月10日無事退院できました。下記追記参照)

 

自宅にて多量の血を吐き(喀血)、11月28日に救急車で搬送され緊急入院しました。

肺胞出血(気管支動脈出血)と診断され、入院加療中です。命には別状ありません。

 

ただ、笛奏者としての今までのようなコンサート・ライブ演奏活動は、今後できなくなる見通しです。

 

今までもぜんそくの持病をお持ちつつも、毎日の吸入薬などを欠かさずに続けることで、笛の演奏を頑張ってまいりましたが、此度の肺の出血で呼吸器官に多大なダメージを負い、ステージで長時間にわたる吹奏が必要な、これまで実施してきたような笛のコンサート・ライブ演奏活動の継続は困難な状況であり、休止することにいたしました。

 

今までにコンサートを聴きに来てくださったお客様や温かな応援をしていただいた皆様には深く感謝申し上げます。

 

シンセサイザーによる作曲活動は継続し、短時間の笛の演奏ならばできる可能性はありますので、今後は録音やYouTubeでの音楽活動の継続を模索していきたいと思います。

 

今はただ、ひたすらに療養に専念し、一日も早く退院できるように勤めさせていただきます。

 

退院時期は未定であり、入院加療中の身ですので、この件についてのお問い合わせ・メッセージなどはお控えいただけますようお願い申し上げます。何卒ご了承くださいますようよろしくお願いいたします。


(12月9日追記・情報更新)

2024年12月9日現在、引き続き入院療養中です。

ただ、入院当初とは大分状況も変わってまいりましたので、報告させていただきます。

 

大きなことでは、リハビリを今後続けた上で、笛奏者として再び演奏の舞台に立てる希望が見えてきました。

 

治療の経過を記します。

去る12月6日に、カテーテルによる手術(気管支動脈塞栓術)を受けました。術後の経過は順調です。

 

入院後、肺胞出血・喀血症と診断され、右側肺の上部の3本の気管支動脈からの出血が確認されました。

先生によると先天的に出血しやすい・破れやすい血管があったとのこと。

疲れや心身の多大なストレスなどいくつかの要因が重なって、出血に至ったとみられるとのことでした。

そして、いくつかの治療法を選択することになりました。

 

一つは、止血剤投与(点滴・内服)を続けて出血個所を止血させて、やがて血が止まれば退院して今後も療養するという選択。

身体的なリスクは低いものの、ただ、この方法では再発や慢性化の可能性もあり、一度破れた血管は弱い箇所になるので、息を極限にまで吐き続けるような、長時間の笛の吹奏は今後は控えざるを得ないという点が、自分にとっては大きな懸念点でした。

 

もう一つは、カテーテル挿入手術を行い、血管の中にカテーテル(管)を通していき、心臓の中を通過させて肺の内部の動脈に到達させ、出血を起こしている3本の気管支動脈に、塞栓物質(詰め物をして永久に血を通さなくする)を注入し血管自体を潰すことで出血を止めるという術式でした。ただ、体内の血管に詰め物をする(塞栓)ことになるので、場合によっては身体的なリスクも存在する術式なので、実施するかどうかは自身の決断にゆだねられました。ただ、この手術に成功すれば、もう出血・喀血の再発や慢性化の心配はなくなり、以前のように笛を自由に吹けることが可能になるという治療法でした。

 

この二つの中より、自分は後者の治療法を選択しました。

再び、自由に笛を吹けるようになるのならばと、決断しました。

 

手術は無事成功し、術後の経過も順調で、手術を担当してくださった先生からも、「もう心配はいらない、笛も以前のように吹けますよ」と太鼓判を押していただけました。

 

主治医の先生と施術してくださった先生には、心から深く感謝しております。

このご恩は一生忘れないことでしょう。

 

現在は、術後経過観察の療養で引き続き入院中で、検査の結果次第で退院日も直に決まると思います。

 

退院後は、落ちてしまった体力を取り戻し、再び笛の演奏を頑張れるよう、精進していきたいと思います。

 

とはいえ、いきなり以前のように、フルでのコンサート・ライブ活動はできませんので、少しずつリハビリを兼ねて、練習や録音などで慣らしていきたいと思います。

 

また再び、コンサート・ライブで笛を吹ける日を目指しつつ、今後療養に勤めながら演奏を復活させていきます。

 

しばらく長期間になるかもしれませんが、コンサート・ライブ活動は今しばらく休止させていただきます。

何卒どうぞよろしくお願いいたします。


(12月10日追記・情報更新)

本日(2024年12月10日)、無事に退院することができました。

お世話になりました医療機関の、主治医の先生、カテーテル手術を担当して下さった先生、看護師の皆様、病院で働いておられた皆様、すべての方に深く感謝しお礼申し上げたいと思います。

 

退院して帰宅後、10分ほどですが笛の演奏に挑戦してみました。

今はまだ、10分程度演奏するのが限界ですが、無事に再び演奏することができました。

笛を演奏できることが、こんなにも幸せで嬉しいこととは!

この思いを忘れないように、心に刻み付けたいと思います。

以前のように演奏できるように、今後もリハビリを頑張ろうと思います。

 

一音一音奏でるたびに、生かされている喜び・命あることの喜び、そして音楽を奏でられることの喜びと素晴らしさを心から感じながら、これからは演奏していきたいと思います。

 

この度はご心配をおかけいたしました。

皆様より、SNSで温かなメッセージやお見舞いのコメントなどを頂きましたこと、心よりお礼申し上げたいと思います。ありがとうございました。

また再び、皆様の前で演奏できる日が来ますように、頑張ります。

 

コンサート・ライブ活動は休止いたしますが、作曲活動と録音やYouTubeでの発信は行っていきます。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


(12月24日追記・情報更新)

2024年12月24日、退院後2週間が経過し、体調も順調に回復してきております。

 

笛の演奏の方も、無理の無い範囲で練習をぼちぼちと始めていますが、現状は30分程度演奏するのが限界です。

息の量(肺活量)や吹奏力・演奏力に関しても相当の衰えを感じております。

 

病気になる前のレベル・力に戻るには、相当の期間が必要となる見込みだとわかりました。

 

コンサート・ライブ活動を行おうとすると、長期間に渡る吹奏練習や準備・体力、そして場合によって(リハーサル・本番と併せて)3~4時間以上吹き続ける力が必要となります。

 

病を経た今。現状では到底それだけをこなす力はありませんし、元に戻るには何年にもわたる地道な練習が必要になると思います。

 

そういったことを鑑みて、笛奏者としてのコンサート・ライブ演奏活動は無期限で休止した上で、しばらくはシンセサイザーによる作曲活動をメインに行っていこうと決めました。

 

笛を吹く場合も、ライブ演奏は目的とはせず、短時間の演奏(作曲した曲の録音のみでの演奏)を中心に行い、少しずつリハビリをしていこうと決めました。

 

生演奏での笛演奏の鑑賞を希望されておられる方々には申し訳ありませんが、現状、コンサート・ライブ演奏の復帰は未定で無期限休止という形とさせていただきます。

何卒ご了承くださいますようよろしくお願いいたします。

 

作曲活動・録音・YouTubeでの発信の方では、頑張って活動していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。